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扇風機は夏の暑さをしのぐ必需品ですが、使わなくなったり、壊れたりした場合はどうやって処分すればいいのでしょうか?扇風機は小型家電リサイクル法の対象品目ではありませんが、適切に処分しないと環境や人体に悪影響を及ぼす可能性があります。

そこで、この記事では扇風機の処分方法やおすすめの捨て方を解説します。扇風機を処分する際に知っておきたいポイントや、メリット・デメリットを比較しながら、最適な処分方法を見つけましょう。

1)壊れた扇風機をリサイクル法で処分する方法

扇風機は小型家電リサイクル法の対象品目ではありませんが、リサイクル法で処分することができます。リサイクル法とは、家電製品のリサイクルを促進するために制定された法律で、テレビ、エアコン、冷蔵庫、洗濯機の4品目については、メーカーや販売店にリサイクル料金を支払って引き取ってもらうことが義務付けられています。

また、パソコンや携帯電話などの小型家電については、任意でメーカーや販売店にリサイクル料金を支払って引き取ってもらうことができます。扇風機もこの小型家電の範囲に含まれるため、リサイクル法で処分することが可能です。

小型家電リサイクル法の概要

小型家電リサイクル法は、2013年に施行された法律で、小型家電のリサイクル率を向上させることを目的としています。小型家電には、パソコン、携帯電話、電子辞書、電子レンジ、炊飯器、掃除機、扇風機などが含まれます。小型家電リサイクル法では、メーカーや販売店は、小型家電の回収・リサイクルに協力することが求められています。

また、消費者は、小型家電の処分時にリサイクル料金を支払ってメーカーや販売店に引き取ってもらうことができます。リサイクル料金は、品目やメーカーによって異なりますが、扇風機の場合は、約300円から1000円程度です。リサイクル法で処分する場合は、メーカーや販売店に問い合わせて、回収方法や料金を確認しましょう。

2)扇風機の処分方法を知っておこう

扇風機をリサイクル法で処分することができますが、他にも様々な処分方法があります。扇風機を処分する際には、以下のような方法があります。

  • 扇風機を買い替える際の下取り・引き取り方法
  • 店舗での扇風機購入時のリサイクル方法
  • 自治体の粗大ごみとして扇風機を処分する手順
  • フリマアプリやネットオークションを活用した処分方法
  • リサイクルショップで扇風機を売却する方法
  • 不用品回収業者を利用したスムーズな処分方法

それぞれの方法には、メリットとデメリットがあります。自分の状況や目的に合わせて、最適な処分方法を選びましょう。

①扇風機を買い替える際の下取り・引き取り方法

扇風機を買い替える際には、古い扇風機を下取りや引き取りに出すことができます。下取りとは、古い扇風機を買取してもらい、新しい扇風機の購入代金から差し引いてもらうことです。引き取りとは、古い扇風機を回収してもらうことです。下取りや引き取りは、主に家電量販店やネット通販で行われています。下取りや引き取りを利用する場合は、事前に申し込みや予約が必要な場合があります。また、下取りや引き取りの条件や料金は、店舗やサイトによって異なりますので、注意しましょう。

店舗での下取り/引き取りの利点

  • 新しい扇風機を購入する際に、古い扇風機を一緒に処分できるので、手間が省ける。
  • 下取りの場合は、古い扇風機の価値に応じて、新しい扇風機の購入代金が安くなる。
  • 引き取りの場合は、リサイクル料金が無料や安価になる場合がある。

店舗での下取り/引き取りの欠点

  • 下取りや引き取りの対象品目や条件が限られている場合がある。
  • 下取りや引き取りの料金が高い場合がある。
  • 下取りや引き取りの申し込みや予約が面倒な場合がある。

②店舗での扇風機購入時のリサイクル方法

扇風機を買い替える際には、下取りや引き取りだけでなく、リサイクルに出すこともできます。リサイクルとは、古い扇風機を再利用や再資源化することです。リサイクルは、主に家電量販店やネット通販で行われています。リサイクルを利用する場合は、事前に申し込みや予約が必要な場合があります。また、リサイクルの条件や料金は、店舗やサイトによって異なりますので、注意しましょう。

ネットで購入した扇風機の処分方法は?

ネットで扇風機を購入した場合は、店舗でのリサイクル方法と同じように、メーカーや販売店にリサイクル料金を支払って引き取ってもらうことができます。ただし、ネットで購入した場合は、配送や梱包の手間や費用がかかる場合があります。また、メーカーや販売店の対応が遅い場合や、リサイクル料金が高い場合もあります。リサイクル方法や料金を事前に確認しましょう。

店舗での扇風機リサイクルの利点

  • リサイクルによって、扇風機の有害物質や資源を適切に処理できる。
  • リサイクルによって、扇風機の再利用や再資源化が促進される。
  • リサイクルによって、環境や社会に貢献できる。

店舗での扇風機リサイクルの欠点

  • リサイクル料金が高い場合がある。
  • リサイクルの対象品目や条件が限られている場合がある。
  • リサイクルの申し込みや予約が面倒な場合がある。

③自治体の粗大ごみとして扇風機を処分する手順

扇風機をリサイクル法や店舗でのリサイクルに出すことができない場合や、自分で処分したい場合は、自治体の粗大ごみとして扇風機を処分することができます。粗大ごみとは、一般的なごみとして出せない大きさや重さのごみのことで、扇風機はほとんどの自治体で粗大ごみに該当します。粗大ごみとして扇風機を処分する場合は、以下の手順に従いましょう。

  1. 自治体の粗大ごみの受付方法や料金を確認する。
  2. 必要に応じて、粗大ごみの申し込みや予約をする。
  3. 粗大ごみの回収日に、指定された場所に扇風機を出す。
  4. 粗大ごみの回収を確認する。

主な自治体での扇風機処分費用をチェック

粗大ごみとして扇風機を処分する場合は、自治体によって料金が異なります。以下は、主な自治体での扇風機処分費用の例です。

自治体 扇風機処分費用
東京都 300円
横浜市 500円
大阪市 300円
名古屋市 500円
札幌市 300円
福岡市 500円

自治体の粗大ごみ処分の利点

  • 自分で処分することができるので、リサイクル法や店舗でのリサイクルに頼らなくてもよい。
  • 自治体によっては、粗大ごみの料金が安い場合がある。
  • 自治体によっては、粗大ごみの回収日が頻繁にある場合がある。

自治体の粗大ごみ処分の欠点

  • 自分で扇風機を指定された場所に運ばなければならないので、重たい場合や遠い場合は大変。
  • 自治体によっては、粗大ごみの料金が高い場合がある。
  • 自治体によっては、粗大ごみの申し込みや予約が面倒な場合がある。

④フリマアプリやネットオークションを活用した処分方法

扇風機を自治体の粗大ごみに出すことができない場合や、古い扇風機に価値があると思う場合は、フリマアプリやネットオークションを活用した処分方法もあります。フリマアプリやネットオークションとは、インターネット上で個人間で物品の売買ができるサービスのことで、メルカリやヤフオクなどが有名です。フリマアプリやネットオークションを利用する場合は、以下の手順に従いましょう。

  1. フリマアプリやネットオークションのサイトやアプリに登録する。
  2. 扇風機の写真や説明文を作成して出品する。
  3. 購入希望者とやり取りして、価格や支払い方法、配送方法などを決める。
  4. 扇風機を梱包して、指定された方法で発送する。
  5. 商品の受け取りや評価を確認する。

フリマアプリやネットオークションの利点

  • 扇風機をお金に変えることができる。
  • 扇風機を必要とする人に譲ることができる。
  • 扇風機の価格や条件を自分で決めることができる。

フリマアプリやネットオークションの欠点

  • 扇風機が売れない場合がある。
  • 扇風機の配送や梱包の手間や費用がかかる場合がある。
  • 購入希望者とのトラブルが発生する場合がある。

⑤リサイクルショップで扇風機を売却する方法

扇風機を手軽に処分したい場合は、リサイクルショップで扇風機を売却する方法もあります。リサイクルショップとは、中古品の買取や販売を行う店舗のことで、ブックオフやハードオフなどが有名です。リサイクルショップを利用する場合は、以下の手順に従いましょう。

  1. リサイクルショップの店舗やサイトを探す。
  2. 扇風機の状態や価値を確認する。
  3. 扇風機を持ってリサイクルショップに行くか、宅配買取を利用する。
  4. 扇風機の査定を受ける。
  5. 扇風機の買取価格に納得したら、現金やポイントなどで支払いを受ける。

⑥不用品回収業者を利用したスムーズな処分方法

扇風機を簡単に処分したい場合は、不用品回収業者を利用した処分方法もあります。不用品回収業者とは、不用になった家電や家具などを回収してくれる業者のことで、エコ回収やリネットなどが有名です。不用品回収業者を利用する場合は、以下の手順に従いましょう。

  1. 不用品回収業者のサイトや電話で見積もりを依頼する。
  2. 扇風機の状態や個数、回収場所などを伝える。
  3. 見積もりの金額に納得したら、回収日時を決める。
  4. 回収日に扇風機を回収してもらう。
  5. 回収料金を支払う。

不用品回収の利点

  • 扇風機を自分で運ばなくてもよいので、重たい場合や遠い場合でも楽。
  • 扇風機をリサイクル法や店舗でのリサイクル、自治体の粗大ごみなどに頼らなくてもよいので、手間が省ける。
  • 扇風機を回収してもらう日時を自分で決めることができるので、都合が良い。

不用品回収の欠点

  • 不用品回収業者によっては、回収料金が高い場合がある。
  • 不用品回収業者によっては、回収対象品目や条件が限られている場合がある。
  • 不用品回収業者によっては、信頼性や安全性が低い場合がある。

まとめ

扇風機の処分方法には、以下のようなものがあります。

  • リサイクル法で処分する方法
  • 店舗での下取り・引き取り・リサイクル方法
  • 自治体の粗大ごみとして処分する方法
  • フリマアプリやネットオークションを活用した処分方法
  • リサイクルショップで売却する方法
  • 不用品回収業者を利用した処分方法

それぞれの方法には、メリットとデメリットがあります。自分の状況や目的に合わせて、最適な処分方法を選びましょう。扇風機を処分する際には、環境や人体に悪影響を及ぼさないように、適切に処理しましょう。

この記事を書いた人
この記事を書いた人

浅野 剛史

合同会社 R&A代表
廃品回収・リサイクル専門家・不用品回収アドバイザー

20年以上にわたってリサイクル業界の現場で活躍。
現在も現場にたちその経験に基づいた情報を発信しています。

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